コリアンダー2017.4.28 撮影

コリアンダー…というより、パクチーの花が咲きました。
タイ語ではパクチー"、
中国語ではシャンツァイ"、漢字で香菜"、英語圏ではコリアンダー"
別名をカメムシソウ…とも。
沢山の呼び名が有って、どう紹介しょうか迷ってしまいます。
本来、地中海沿岸のセリ科の一年草です。独特の香りが有り、
タイを始め東南アジアや中国などで、香菜やスパイスとして利用されています。

愛らしい花姿なので、ついアップしてしまいました。
日本には、平安時代に中国より伝来されたと言われていますが、近年、
パクチーのデトックス効果が美肌を作るとか、老化を防止するとかとTVで報じられ、
昨年ごろから空前のパクチーブームが起こっているのです。

私のパクチーの栽培は、沸騰するTVコマーシャルにのった訳では有りません。
パクチーが大好きな友人に、わんさかプレゼント出来たらいいなぁが動機でしたが、
目的は、キャベツや葉物野菜のコンパニオンプランツとして、
害虫の忌避効果を狙ったものなのです。
よく、ハナムグリや赤スジカメムシがやって来ます

こぼれ種で発芽してきます。庭には、パクチーコーナーができるほど・・・
いつの間にか、パクチーが食べられるようになりました。凄い!!

6月28日撮影  コリアンダーの収穫です。
花が咲けば、当然実がなる…ということで、コリアンダーの収穫です。
スパイスとしとして利用するとなると、
やはりコリアンダーの呼び名の方がすっきりします。

ドライになると、生のハーブとは香りが異なり、フルーティさも加わります。
カレーに、沢山使えそうです。

********** 精油・コリアンダーのお話 **********

主要含有成分表  提供;KENSO
モノテルペンアルコール類・d-リナロール 65-75%
・ゲラニオール
モノテルペン炭化水素類・α-ピネン 5-10%
・カンフェン 、γ-テルピネン
・p-サイメン、リモネン
エステル類・酢酸ゲラニル
ケトン類・カンファー
・精油は、種子から水蒸気蒸留法にて採取されます。
・生の葉の香りと全く異なり、爽やかで甘みのある香りです。
・健胃作用があり、消化器系の不調を改善してくれます。
・使用法、用量を守って使用すれば、禁忌はございません

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
モノテルペンアルコール類・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用
・d-リナロール
   (神経強壮作用、疲労回復作用)
・ゲラニオール
   (鎮痛作用、興奮作用、収れん作用、抗不安作用
   皮膚弾力回復作用、子宮収縮作用)
モノテルペン炭化水素類・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用
・α-ピネン
   (強壮作用)
・γ-テルピネン
   (静脈強壮作用、うっ滞除去作用
・p-サイメン
   (鎮痛作用)
・リモネン
   (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)
エステル類・鎭痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+
ケトン類・粘液溶解作用 3+
・脂肪溶解作用 3+
・胆汁分泌促進作用 3+
・去痰作用 3+
・瘢痕形成(創傷治癒)作用 2+
固有作用

・カンファー
   (筋肉弛緩作用、抗寄生虫作用、冷却作用、結石溶解作用
    延髄の呼吸中枢刺激作用、血管運動興奮作用)

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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