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コリアンダー…というより、パクチーの花が咲きました。 タイ語ではパクチー"、 中国語ではシャンツァイ"、漢字で香菜"、英語圏ではコリアンダー" 別名をカメムシソウ…とも。 沢山の呼び名が有って、どう紹介しょうか迷ってしまいます。 本来、地中海沿岸のセリ科の一年草です。独特の香りが有り、 タイを始め東南アジアや中国などで、香菜やスパイスとして利用されています。 愛らしい花姿なので、ついアップしてしまいました。 |
日本には、平安時代に中国より伝来されたと言われていますが、近年、 パクチーのデトックス効果が美肌を作るとか、老化を防止するとかとTVで報じられ、 昨年ごろから空前のパクチーブームが起こっているのです。
私のパクチーの栽培は、沸騰するTVコマーシャルにのった訳では有りません。
こぼれ種で発芽してきます。庭には、パクチーコーナーができるほど・・・ |
花が咲けば、当然実がなる…ということで、コリアンダーの収穫です。 スパイスとしとして利用するとなると、 やはりコリアンダーの呼び名の方がすっきりします。
ドライになると、生のハーブとは香りが異なり、フルーティさも加わります。
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・精油は、種子から水蒸気蒸留法にて採取されます。 ・生の葉の香りと全く異なり、爽やかで甘みのある香りです。 ・健胃作用があり、消化器系の不調を改善してくれます。 ・使用法、用量を守って使用すれば、禁忌はございません |
モノテルペンアルコール類 | ・抗菌作用 3+ ・抗ウィルス作用 3+ ・抗真菌作用 3+ ・免疫調整作用 3+ ・神経強壮作用 2+ ・抗寄生虫作用 + |
固有作用 ・d-リナロール (神経強壮作用、疲労回復作用) ・ゲラニオール (鎮痛作用、興奮作用、収れん作用、抗不安作用 皮膚弾力回復作用、子宮収縮作用) |
モノテルペン炭化水素類 | ・鬱滞除去作用 3+ ・抗炎症作用 3+ ・コーチゾン様作用 3+ ・抗ウィルス作用 3+ ・抗菌作用 2+ | 固有作用 ・α-ピネン (強壮作用) ・γ-テルピネン (静脈強壮作用、うっ滞除去作用 ・p-サイメン (鎮痛作用) ・リモネン (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用) |
エステル類 | ・鎭痙攣作用 3+ ・神経バランス回復作用 3+ ・鎮静作用 3+ ・鎮痛作用 3+ ・抗炎症作用 3+ ・血圧降下作用 3+ | |
ケトン類 | ・粘液溶解作用 3+ ・脂肪溶解作用 3+ ・胆汁分泌促進作用 3+ ・去痰作用 3+ ・瘢痕形成(創傷治癒)作用 2+ | 固有作用
・カンファー |